ホテルの上級会員の資格と有効期限について - ホテルのお得な泊まり方　ホテルブログ

ホテルの上級会員には部屋のアップグレードの他に小食のサービスやラウンジの利用、レイトチェックアウトやフィットネスへのアクセスなど様々な特典を利用することができます。

ホテルエリートステータスの有効期限

航空会社の上級会員と同様に、ホテルの上級会員について考える際には、2つ注意する必要があります。

1つ目は資格期間です。

資格期間は、ステータスを確定するのに有効なポイント数/泊数/滞在数を積算する期間です。

主要ホテルチェーンでは、１暦年を設定しています。

つまり、1月1日から12月31日までの間に特定のレベルの要件を満たすことが必要です。

ステータスを獲得するとすぐに上級会員は有効になりますが、新しいエリートレベルが認識されるまでにシステムに遅延が生じることがあります。

新しいステータスはあなたのアカウントに投稿された滞在に基づいているので、リアルタイムで更新されません。

その結果、長期滞在の途中で資格の条件を超えた場合は、それが反映されるまで時間がかかるので出発するまで反映されないことがあります。



2つ目は実際の有効期限になります。

資格を取得した後のステータスの有効期限になります。

各ホテルチェーンは上級会員の期限について独自の方針を持っています。

各主要プログラムの有効期限は

マリオットBonvoy：エリートステータスを獲得すると、獲得した暦年の残りの期間とその後14か月は有効になります。

たとえば、2019年にゴールドステータスを獲得した場合、それは2021年2月28日まで有効です。

ワールドオブハイアット： ハイアットでエリート資格を取得すると、資格取得後2年目の2月までにそのステータスを取得できます。

ヒルトンオーナーズ：ヒルトンで特定のエリート層に到達すると、その年の残りの年と次の暦年の間にステータスを維持します。

IHGリワードクラブ：エリート会員資格を取得したら、次の年の終わりまでそのステータスを維持します。

マリオットとハイアットはよりほかの2つのプログラムよりも長い有効期間を設定しています。

上級会員を獲得した年の後14ヶ月間完全なステータスを与えますが、ヒルトンオーナーズとIHGリワードクラブ1年間の有効期限になります。

ヒルトンオーナーズは、エリート資格のある宿泊数を翌年に繰り越す機能を提供することで、これを補っています。


その他クレジットカードを作ることや維持することによって上級会員を維持する方法があります。

最も有名なのはヒルトンオーナーズ提携VISAカードになり、それを含めて提携カードは自動エリートステータスを提供します

クレジットカードを廃止した場合、特典が付与されなくなったことがホテルプログラムによって認識されると、特典も廃止されます。

その時期はずれがありますので、クレジットカードをやめてから1年近くステータスを維持することもあります。


IHGリワードクラブに関してはクレジットカードは日本では発行されていません。

しかし、IHGリワードクラブの有料会員であるインターコンチネンタル　アンバサダー会員になるとプラチナ会員がもらえます。

有効期限はアンバサダー会員の有効期限になりますので入会してから1年間になります。