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新型コロナウィルスにおけるホテルの上級会員に対する対応 ヒルトンオナーズ - ホテルのお得な泊まり方 ホテルブログ



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新型コロナウィルスにおけるホテルの上級会員に対する対応 ヒルトンオナーズ

多くのホテルのプログラムは現在、新型コロナウィルスの影響で滞在ができない状態なので上級会員に対してステータスの期間延長や達成基準の緩和を行っています。

その他、獲得したポイントの有効期限を放棄し、プログラム自体の調整をしています。

今回はヒルトンオナーズが上級会員のために何をしているのかを記載します。


ニセコビレッジ

2020年3月25日、ヒルトンオナーズは、すべての上級会員にエリートステータスの延長を発表しました。

これは主要なホテルプログラムの中で最初に対応を発表しました。

ヒルトンオナーズでは、2020年3月31日に有効期限が切れる会員の上級会員有効期間を2021年3月31日に延長しました。

同様に、2021年3月31日に有効期限が切れるヒルトンオナーズ会員の上級会員有効期間も延長になり2022年3月31日まで滞在実績にかかわらずステータスは維持されます。


ヒルトンオナーズは、ポイントの有効期限などで次のようないくつかの変更を行いました。

ポイントの有効期限は、2020年12月31日まで、すべてのヒルトンオナーズポイントを対象に有効期限切れが無くなります。

2020年6月30日までに到着予定の既存の予約はすべて、到着予定日の24時間前まで無料でキャンセルできます。

2020年6月30日までの間に予約されたすべての新規予約は、予定されている到着日の24時間前まで無料でキャンセルできます。


上級会員の滞在実績が2021年に繰り越し

ヒルトンオナーズでは2020年の滞在実績が2021年の上級会員資格に繰り越しになります。

今年の滞在実績が上級会員の期間が延長になったため、意味を失っていました。

この対応により今年の滞在実績も上級会員を維持、獲得するための意味を持ちます。

上級会員資格の持ち越しは2つの利点があります。

一つ目は今年の実績が無駄にならないことです。

上級会員の期間が延長になり、ヒルトンオナーズを利用しなくても降格になることはありません。

しかし、来年の実績になるのであれば積極的にヒルトン系列のホテルを利用する方もいると思います。

二つ目は2021年の実績が少なくても上級会員になれたり、維持することが出来ます。

これは新型コロナウィルスの影響がいつまであるかわからない状況で、2021年の滞在も少なくなることが考えられます。

今と同じ状況であれば、さらにもう1年延長があるかもしれませんが、もし感染が少なくなったとしても旅行などの需要が急激に回復するわけではありません。

そうなると2021年の実績が上級会員に基準を下回り、維持できない状況になることも考えられます。

その場合は2020年の実績を加算することで、より容易に上級会員を維持することが出来ます。


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