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ホテルと航空会社の提携について - ホテルのお得な泊まり方 ホテルブログ



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ホテルと航空会社の提携について

新型コロナウィルスの影響でホテル業界や航空会社などは非常に厳しい状況になっています。


大規模なホテルロイヤルティプログラムのほとんどは、上級会員とポイントや特典の有効期限を延長しています。

一部のホテルプログラムでは、2021年度の上級会員資格を引き下げたり、上級会員になるために必要な泊数やポイントを前年上級会員だった会員に給付しています


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そんな状況の中でホテルプログラムと航空会社は更に連携を深めていくことが予想されます。

今までは航空会社のアライアンスがあり、個別に航空会社と定役しているホテルプログラム、そして独立している海外レンター会社というような状態でしたが、今後はそれらの連携が密になって行くと思います。


航空会社とのさらなる提携

いくつかのホテルプログラムは現在すでに航空会社と提携しており、特定の上級会員に相互利益と特典、そしてマイルやポイントのの給付などの提供をしています。

マリオットとユナイテッド航空


たとえば、マリオットはユナイテッド航空と提携し、ワールドオブハイアットはアメリカン航空と提携しています。

マリオットの場合、チタンエリートとアンバサダーエリートの会員は、申し込むことによってユナイテッドプレミアシルバー会員を取得します。

これには、40%のマイレージボーナス、エコノミープラスへのアクセス、チェックイン時の優先座席などが含まれます。

ワールドオブハイアットとアメリカン航空

同様に、ワールドオブハイアットは、エクスプローラーとグローバリストの上級会員に、アメリカン航空のAAdvantageの上級会員を迅速に給付する機会を提供します。

さらに、すべてのワールドオブハイアットの上級会員は、対象となるアメリカン航空のフライトに費やされる1ドルあたり1ボーナスポイントを獲得できます。

反対に、すべてのアメリカン航空の上級会員は、対象となるワールドオブハイアットに参加しているホテルでの滞在に費やされる1ドルあたり1ボーナスマイルを獲得できます。


他のホテルプログラムや今後の動向は?

今のところ航空会社と提携していない大手のホテルプログラムはヒルトンオナーズとIHGリワーズクラブなどがあり、それらのプログラムがマリオットやワールドオブハイアットと同様のパートナーシップを発表する可能性は十分あります。

さらに、マリオットに関しては、ワールドオブハイアットがアメリカン航空のパートナーシップで行うようにユナイテッド航空との相互のポイントを提供することにより、マリオットとのパートナーシップを強化することができます。

これらのパートナーシップは、ホテルの上級会員の特典強化と航空会社の利用につながっていきます。

顧客に関してはパートナーシップが増えることは利点のみになりますので、今のような状況ではヒルトンオナーズやIHGリワードクラブが航空会社と提携する可能性は十分あります。

その場合にヒルトンオナーズはアメリカのデルタ航空と、IHGリワードクラブはブリティッシュ・エアウェイズ、アコーはエールフランスなどが考えられる組み合わせになります。




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