ホテルプログラムのスイートルーム アップグレードについて
そのアップグレードがスイートルームになったときはお得感を感じます。
しかし、残念ながらホテルプログラムによってはスイートルームを確実に予約できる会員特典のあるところもあれば、まったくスイートルームへのアップグレードがない上級会員特典を提供しているホテルプログラムもあります。

ワールドオブハイアットは現在、上級会員が予約時にスイートのアップグレードを確約することができる唯一のホテルプログラムです。
詳しくは
ワールドオブハイアット 上級会員はアップグレード券をどのように獲得するのか?
ワールドオブハイアット 上級会員はアップグレード券をどのように使用するのか?
を記載していますので、参照してください。
ワールドオブハイアットでは滞在した回数によってクラブフロアやスイートルームへのアップグレード特典を使用することができます。
特典としてスイートルームへのアップグレードのあるマリオット
チタンエリートは年間75泊以上滞在すると、75%のボーナスポイントを獲得し、一部のスイートにアップグレードできます。
年間100泊で20,000ドル以上を滞在するマリオットボンボイメンバーは、個人のロイヤルティコンシェルジュ(以下、「アンバサダー」という)とチェックインおよびチェックアウトの24時間枠を含むアンバサダーステータスを受け取ります。
マリオットでは、資格にある上級会員はスイートナイトアワード(SNA)を通じて事前にアップグレードを確認できますが、確約する日は到着後5日以内に開始され、それでもクリアされる保証はありません。
実際には当日の状況に左右されます。
マリオットと統合される前のスターウッドの時代にはプラチナ会員でも多くの頻度でスイートルームにアップグレードがありましたが、マリオットになってからはチェックイン時にスイートルームになったことはないと思います。
スイートルームへのアップグレード特典のないホテルプログラム
一方、ヒルトンとIHGリワードクラブは、スイートルームへのアップグレードを特典として提供していません。
あくまでもホテルの采配でスイートルームへのアップグレードはあるかもしれませんが、その機会はほとんどないと思います。
ヒルヒルトンオナーズは、2019年の予約時にスイートナイトのアップグレードをテストしていたようですが、それ以降、更新はありません。
滞在している実感としてもヒルトンオナーズのダイヤモンド会員でもスイートルームへのアップグレードは1度もなく、IHGリワードクラブではインターコンチネンタルホテルで2度、クラウンプラザホテルでは定宿になっているロサンゼルスではかなりの頻度でスイートルームやJrスイートになっていますが、これは会員特典なのか毎月滞在するためかはわかりません。
どちらも、チェックイン時にアップグレードがわかります。
現在は新型コロナウィルスの影響でホテルを利用する方が少なくなっている状態で多くのスイートルームが空室になっていることを考えると、上級会員のアップグレードを拡大することは上級会員の満足度を高め、それと比較してホテルにそれほど追加費用がかかりません。
ホテルはスイートルームを活用して会員の満足度と忠誠心を向上することを考える必要があると思います。
現在、すべてのホテルプログラムでは上級会員に必要な滞在数を部屋タイプに関係なくカウントをします。
同じ旅行業界の航空会社は搭乗クラスによって獲得できるマイルと上級会員に必要なポイントが変わります。
飛行した座席クラスと引くマイル数に基づいてエリート資格マイルを獲得し、ビジネスおよびファーストクラスはエコノミークラスよりも多くの上級会員資格のマイルやポイントを獲得しています。
ホテルで考えるとスイートルームはスタンダートルームと比較しては多くの場合、2倍以上の費用がかかる可能性があるため、ホテルは、より多くの上級会員資格の滞在数やポイントをスイートルーム利用者に与えることを検討する必要がカルト考えます。
その結果スイートルームの空室が減ってアップグレードが少なくなるかもしれませんが、より早く上級会員を達成できる可能性があります。
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