アメリカのホテル代は高くなっています。インフレと需要回復、そして円安で
2023-05-15|IHG リワードクラブ
先日、ハワイに行く飛行機が満席とニュースに流れました。
そのハワイを含むアメリカ全体のホテル代が上昇しています。
3月と4月にアメリカに渡航した際に、ホテル代が高騰しているのを感じました。
原因は円高だけではありません。
原因は円高だけではありません。
ホテルの宿泊料金はレジャー旅行が多くなり高騰しています。
アメリカでは新型コロナウィルスの規制が緩和されたことでグループ旅行の需要が復活し、ビジネス旅行が回復していることから、1日の平均料金はさらに高くなる可能性があります。
3月のホテルの部屋の価格は、前年より30%程高くなっているという統計が出ています。
特に高級ホテルとリゾート地のホテルの両方の滞在費が上昇しており、ハワイなどもこれに含まれています。
マイアミ(43%増)、ニューオーリンズ(43%増)、フェニックス(38%増)、タンパ(27%増)などのレジャー志向の都市では、新型コロナウィルス前のレベルよりもホテル料金が最も高くなっています。
前回、滞在したのはカリフォルニアのロサンゼルスになります。
マリオット系列のホテルでは以前1万円台で滞在できるホテルが数多くありましたが、今ではほとんどが2万円台になっています。
円高で考えると一時期よりも安くはなっていますが2022年初頭と比較すると10%程度の値上がりになります。
それ以外にホテル代の上昇率はそれ以上になります。
マリオットだけでは無く、低価格で滞在できるベストウェスタンホテルやIHG One Rewardsのホリディインエキスプレスなどのホテルも、以前は1万円以下で滞在できたホテルも2万円近くになっています。
よく利用するクラウンプラザホテルに関して、以前は11,000円程度で滞在できたのが、2万円を超える価格がスタンダートになっています。
この傾向は今後も継続して、更にホテル代は上昇しそうです。
こうなるとポイントの活用が旅行代を抑える決め手になりますが、今のホテルプログラムは変動制を導入しているホテルが多く、今後は滞在するときのポイント数が増加するかもしれません。
現状ではマリオットホテル系列に関しては、ポイントでの滞在に関して以前と同じポイント数を設定しているホテルが多く、低価格のホテルでは20,000ポイント前後。
以前はカテゴリ5になっていたホテルに関しても30,000ポイントから35,000ポイントと変化はないようです。
以前はカテゴリ5になっていたホテルに関しても30,000ポイントから35,000ポイントと変化はないようです。
これから日本でも入国時の規制が緩和されるようになり、海外旅行に行く機会は増えていきそうです。
航空券代も高騰していますが、ホテル代も高騰し、しかも円安で交換レートが不利なので、海外旅行の際には参るとポイントやマイルの活用は必要になってきます。
アメリカのホテル代は日本をはじめ中国などからの旅行者が多くなると、今以上に価格が高くなることが今後も続くと考えられます。
- No Tag